卵巣がん

内性器(子宮・卵巣)の構造
内性器(子宮・卵巣)の構造
欧米なみに増加しつつあるがんです。自覚症状がなく気がついた時には…
卵巣がんは婦人科領域のがんとしては子宮頸がん、子宮体がんについで多く、かつ回復の見込みが最も悪いのが特徴です。というのも、卵巣は片方ががんに犯されていても、もう片方が健常である限り日常生活に支障がないため、発見が遅れてしまうからです。

自覚症状がきわめて少ない、卵巣がん

卵巣は通常2つ存在しているため、片方に腫瘍ができたとしても、もう一方が健常であれば排卵、月経、というプロセスに変化は起こりません。また、卵巣は身体の奥に位置するため、腫瘍の大きさが5cm以上にならないと、違和感や痛みは生じないとされています。
腫瘍の大きさが5cmを越えて、初めて下腹部が異常に張る、腹痛、不正性器出血などの症状がみられ、腫瘍が触知(表面から触れてわかる)できるようになります。このころにようやく婦人科を受診するケースが多いようです。



腫瘍マーカーで自己検診を続けましょう

卵巣がんはきわめて早期発見が難しいがんであり、たまたま婦人科の内診で発見されても、すでに腫瘍の大きさが4cm以上になっているケースがほとんどです。早期に診断、治療を受けるためには自分から積極的に検査を続ける必要があります。病院の外来で受けられる検査では膣内に器具を挿入して検査をする超音波検査(エコー)が信頼性が高く、早期発見にも役立つ検査です。また、腫瘍マーカーは簡単な血液検査で卵巣がんの有無を知ることができます。例えば、CA125は卵巣がんの患者さんの7割以上で陽性反応が出ます。このほかにCEACA19-9やCA15-3など複数項目を同時に検査するとより信頼性が高まります。



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