生活習慣病

動脈硬化や糖尿病はもはや国民病。「未病」のうちに予防するには?
最近、メタボリック・シンドロームという言葉をよく耳にするようになりました。メタボリック・シンドロームとは、耐糖能異常、高脂血症、高血圧を合併している易動脈硬化状態のこと。
つまり、血糖値とコレステロール値、そして血圧が高い場合は、血管がぼろぼろになりやすく、放置しておくと動脈硬化や糖尿病から、心臓病や脳卒中を引き起こす危険性がある状態です。

複数の病気が合併すると怖い生活習慣病

従来、生活習慣病はそれぞれ独立した病気として扱われてきました。しかし、最近の研究で「高血圧」「高脂血症(コレステロール血症)」の背景には「耐糖能異常(たいとうのういじょう)」というインスリンが効きにくい状態が隠れており、それを介して病気が影響しあい、悪化していくことが明らかになったのです。
  こうした状態のやっかいな点は、ひとつひとつの病気がそれほど重症ではなくても、相乗効果で心筋梗塞や脳血管疾患をおこすリスクが格段に高まること。検査値異常が複数あった場合は要注意です。



血糖値と中性脂肪値に注目

糖尿病の自覚症状は疲れやすい、夜になるとやたらに喉が渇く、トイレに頻繁にいくようになる、などですが、症状がでた時にはかなり進行しているケースがほとんどです。やはり定期的に検査を受けて、空腹時血糖値に異常があった場合は生活習慣を見直すことが先決です。  
 高脂血症も自覚症状がまったくといってよいほど無いため、こちらも検査値を目安にするとよいでしょう。特に中性脂肪(TG)には気をつけてください。メタボリック・シンドロームは内臓脂肪肥満という形で現れることが多いのでよい指標になります。

 生活習慣の改善ポイントは、バランスのとれた食事、適度な運動、そして禁煙です。


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